Grand Canyon Fieldtrip

早稲田大学オープン科目


受講生のメッセージ

2005年度「アメリカ西部で学ぶ地球の歴史」

Photo by Y. Ogasawara

California Condor at Navajo Bridge 2006.03

Photo by J. Hataoka

No.1(Photo by Mr. J. Hataoka)

Beaver at Lees Ferry 2006.03
No. 1

California Condor at Grand Canyon N.P. 2004

 No.1, No.2, No.3, No.4

 

引率教員小笠原のコメント

 2005年度「アメリカ西部で学ぶ地球の歴史」のフィールドトリップは、3月19日全員無事帰国し、参加者それぞれがとても大きな成果をあげて終了しました。あとは、受講生全員の「成果報告会(学会形式)」と最終レポートの提出を残すのみです。昨年3月末の科目登録から、約1年をかけて様々なステップをふみながらようやく最終段階に到達できたと言えます。短期集中の科目とは言え、大きな成果を挙げるための準備段階がいかに大切であるかを参加した学生の皆さんもよく理解してくれたと思います。

 そして、大変残念ながら、この科目は今回の2005年度で終了することとなりました。「ロッキー山脈の大自然 :地質・生態・進化」を含めると全6回の海外地球科学フィールドトリップ科目でした。延べ参加者は200名近くに達しています。

 受講生の皆さんと一緒にとても稔りある質の高い地球を考える自然科学の授業が作れたものと受け止めています。そして、この授業を通じて、私たちの惑星「地球 」への理解が深まり、ますます 地球が好きになってくれたものと思っています。担当教員の私もその一人でした。

 この授業の立ち上げから協力してくださった、Jeff Noblett先生、円城寺先生、長谷川先生には心より感謝申し上げます。そして、授業に参加してくれた多くの学生さんの知的好奇心と 学習へのエネルギーが私たち引率教員の原動力でもありました。ありがとうございました。また、いつか別の形でこのようなエキサイティングな授業をみなさんと一緒に作ってゆくことができる日が来ることを願っています。

Earth is only home to all of us!

 

 

2006年3月11日〜19日

  

 フィールドトリップ

  • 期間:2006年3月11日〜19日

  • 8泊9日(内機内泊1)

  • 始点:Las Vegas空港

  • 終点:Las Vegas空港

  • 使用航空会社:Northwest航空

  • 訪問州:4州(CA, NV, AZ, UT)

  • 全走行距離;約3300km

 参加学生数:33名

   内、女子15名、男子18名

 学年:1〜5年

 学部

  政経1、法1、一文1、二文3、社学3

  商5、理工3、人科3、国際1、教育5、

  教育地球7

 

 引率教員:4名

  教員の専門:

    小笠原:岩石学

    円城寺:鉱床学

    長谷川:生物学・動物行動学

    Noblett:地質学

 

Grand Canyon National Park South Entranceにて

 

 

 

2005年度写真集(小笠原撮影の一部をピックアップし低解像度にしたものです)
人工衛星写真はNASAのWorldWindから、地質図はUSGSから引用したものです。

Las Vegas to Beatty

Beatty to Kingman

Kingman to Grand Canyon

Grand Canyon to Cameron

Cameron to Bluff

Bluff to Marble Canyon

Marble Canyon to Las Vegas

岩石・化石(高解像度) 植物(高解像度) 動物(高解像度)

人物写真

希望者にはCD−ROMで提供します

 

2005年度GPSデータ

Students No.1 No.12 No.6 No.8 No.15 No.13   
Ogasawara 第1日 第2日 第3日 第4日 第5日 第6日 第7日
GPSデータに関する注意事項
  1. 標高データに関して:waypointデータには、標高データは記録されていません。したがって、重要な地点では、現場でGPSから標高データを読み取って記録していないと標高データは無しとなります。ただし、緯度・経度データを読み取り、配布した地図上で等高線を読み取って標高を得ることも可能ですが、配布したプリント中には標高の数値の表示が少ないため、この作業にはかなり根気が必要です。標高の単位はフィートで表示されています。GPSで得られた標高のデータの誤差は、緯度経度の誤差よりもかなり大きくなります。標高データは地形図上で正確に読み取る方が誤差が小さくなります。

  2. 緯度・経度のズレに関して:提供した地形図の緯度・経度とGPSで測定した緯度・経度の値がずれているという指摘が時々あります。この原因のほとんどは、緯度・経度の単位の扱いを誤っているために起こっています。地形図上では、度・分の単位で表示されていますが、GPSデータのwaypointデータでは、「北緯36.50715度 西経115.51901度」のように表記されています。1度は60分、1分は60秒、すなわち60進法です。GPSの画面上での表示は、度のみの表示、度・分の表示等を選ぶことが可能です。「ズレ」ていると言われる場合の大半は、この単位に関する誤解が原因です。

  3. 地球楕円体の座標系:GPSで使用されている座標系は、WGS84という最新のものです。地球の3次元形状を回転楕円体とみなす座標系で、赤道半径と扁平率で表されます。日本や他の先進国は、かなり古くから陸上での測量に基づく地形図を作製していますので、従来から使用されていた座標系は、古いものが多く(日本ではベッセル楕円体)、最新の世界共通座標系WGS84とはズレが生じます。最近の日本の地形図ではベッセル楕円体の緯度経度とあわせて、補足的にWGS84測地系の緯度経度が記されるようになりました。これは、米国の 州ごとのロードマップでも同様の措置がとられています。尚、この座標系の変換をGPS上で行うこともできるようになっています。

  4. 昔の緯度・経度:アメリカでは、州境にしばしば、緯度・経度の区切りの良いところを使用しています。しかし、この緯度経度の値はかなり古いもの(座標系が古い)ですから、現在GPS(WGS84)で正確に測定した場合は、州境の緯度・経度が区切りの良い数値から少しずれた値になってしまいます。

 

 


フィールドトリップ成果報告会

成果報告会の様子(ビデオ)
         
        小笠原最終コメント

終了しました。皆様お疲れ様でした。

2006年3月23日・24日午前10時から

場所:6号館2階201教室

学会形式で全員発表します。

時間:1人15分(10分発表、5分質疑応答)

受講生以外の学生、一般の方の来聴も大歓迎です。


 

参考:アメリカ西部の仮想フィールドトリップ